経口避妊薬(ピル)の安全性と避妊以外の効果は?

日本で低用量のピルが認可されたのは1999年のこと。1970年代にアメリカで発売されてから、30年近く遅れての承認でした。遅れてしまった理由は「副作用の危険性」などではなく、ピルの普及による「出産率の低下」、そしてコンドームを使用しないことによる「HIV感染者の増加」が懸念されていたからです。国は、出産したがらない女性が増えて少子化に拍車がかかることを怖れていたのです。

まだ日本で高用量、中用量のピルしか扱われていなかった時代の話なんです。その頃は確かに血栓症や重い頭痛、吐き気などの副作用が問題になっていましたが、現代のピルは低用量がメイン。ホルモンの量は1/10に抑えられ、きちんと服用すれば副作用もほとんどありません。

ピルのすごいところは避妊率がコンドームよりも遙かに高いことが立証されています。そして避妊率が高いだけでなく、排卵をストップさせることで卵巣、子宮を休ませることもできるのです。

それとも、経口避妊薬のピルは、避妊だけでなく他の薬理作用を持つ薬でもあります。特に有名なのは、多毛症の改善や、生理の改善、ニキビの改善などです。

★月経関連

・月経痛の軽減

・月経血量の減少と、それによる貧血の改善

・月経不順の改善

・PMS(月経前緊張症/月経前症候群)の改善

・生理変更(月経の開始日を自由に変更)

★婦科関連

・卵巣嚢腫の予防

・子宮外妊娠の予防

・子宮内膜症の予防

・骨盤内感染症の予防

・子宮体がんの予防

・乳房良性疾患の予防

★美容や健康

・ニキビや多毛の改善

・更年期障害、骨粗鬆症の予防

ピルによってホルモンバランスが整えられると、こんなに多くのうれしいことがありますね!

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